My Story
わたしの物語
音楽が大好きだった少女が、いちど音を見失い、
ふたたび「自分の音」と出合うまで。
ひとつずつ音をのぼる、1オクターブの物語。
いつも歌っている女の子
小さい頃の私は『赤毛のアン』を夢中で読むような女の子でした。お友達からは「荒ちゃんはいつも歌っているね」と言われるくらい、氣付けば何かしら口ずさんでいる。それくらい音楽は、私にとって自然なものでした。
突然、真っ暗に
ところが、音楽を勉強しはじめると、音感や聴き取る能力は長けているのに、ある教師から私の音楽を否定されてしまい、音楽自体がわからなくなってしまいました。この時ほどショックな事はありませんでした。
分離唱との出会い
そんな時に出会ったのが、佐々木基之先生でした。先生が提唱する「分離唱」では、和音の響きの中から、ひとつの音を分離させて歌います。この音楽教育法はとてもシンプルです。しかし、耳をひらき、こころをひらいていきます。
私は「調和」こそ、音楽の本来の目的だと思うのですが、実際に、調和力を伸ばし、こころや感性も大いに伸ばしてくれたのが分離唱でした。
からだへの興味
さらに、バレエを始めるようにもなりました。最初はついていくのが大変…。でも、生のピアノ演奏に合わせて踊るのはとても楽しいのです。それまでの「私と鍵盤」という小さな世界が、一氣に広がっていきました。
こうしてバレエのお蔭で、自分と場との関係性に興味を持つようになりました。また、からだの事をもっと知りたい!と思い始めたのもこの頃です。
アレクサンダー・テクニークの衝撃
そして、アレクサンダー・テクニークに辿り着きました。『音楽家なら誰でも知っておきたい「からだ」のこと』という本を読んだ時に、自分の足りなかったものにハッとさせられたのです。すぐにレッスンを受けてみたところ、それはもう衝撃的でした。
私たちには、いつの間にか無意識に作ってしまった癖やパターンがあります。それらを解除できた時のからだの解放感に感動しました。からだが楽な状態にさえ戻れば、歌や演奏、踊りなどは自ずと上達するのです。その素晴らしい経験を広げる側になりたいと思い、アレクサンダー・テクニークの資格も取って、ボディチャンスというところで講師として活動しました。
スタジオ カッティーニ誕生
独立後、スタジオ カッティーニを立ち上げました。その頃、音に関する事をいろいろと学びました。音叉や披講、いろは呼吸法など…。
魂合氣、そして継承
そして、大野朝行先生の「魂合氣」のYouTubeと出合い、道場へ通い始めました。毎週、楽しかったです。意外に思われるかもしれませんが、魂合氣はアレクサンダー・テクニークとの共通点も多いのです。しかも、日本人にはより取り入れ易いものだと思っています。
残念ながら2023年2月に大野先生は他界してしまいましたが、魂合氣研究会を引き継ぎ、個人レッスンや仲間との合同稽古会を開催しています。
ひとつの和音へ
そしてこの度、ホームページを新しくするのを機に、分離唱、アレクサンダー・テクニーク、魂合氣を融合し、総合的に才能を開花させる「アマココロ」講座も開始いたします。
バラバラに見えた歩みは、いま、ひとつの和音になりました。
低いドから、高いドへ。
つぎは、あなたが「自分の音」と出合う番です。


